小さい頃、夜が恐くて泣いていました。
お母さんもとなりで寝ている妹も、どんどん遠くに離れていって、
自分だけひとりぼっちになったような気がして、母親が寝ている横で
体を小さくかがめて座りながら泣いていた時期がありました。
17歳でガラスに初めてさわりました。
初期の頃のテーマは、自分が小さいときに感じたその
「孤独感」でした。
でもある時期から、そんな孤独を表現するよりも、
自分が作る作品でそんな孤独が無くなればいいと
思うようになりました。
「子供にとってのオモチャ」、そんな存在になったらいいなという気持ちで製作しています。
ガラス作品を創ればつくるほど、世の中から孤独がなくなると信じて、
今日も灼熱の真っ赤なガラスと格闘します。
幸愛(YUKIE)
1978年大阪生まれ
硝子(ガラス)作家

制作現場の様子
About